超初心者の英会話勉強法超初心者の英会話勉強法
   中学1年からの教科書を学ぶ
本日は超初心者向け英会話勉強法について考えてみたいと思います。

超初心者とはどの位のレベルかと言いますと、How are you?からやらなければならないレベルです。

英会話の大手スクールの敷居はこのレベルの人たちには高すぎます。超初心者で大手スクールに電話するのはかなり勇気のいることでしょう。
よしんば入学しても続けられるかどうか疑問です。今の大手スクールは日本人の先生が担当しても英語を話しながら英語を教えようとしますから、超初心者には正確に理解することが難しく、効果はほとんどないはずです。
先ず、第一人称という意味が良くわかっていません、ですから、何故 I, my, me となるのか、第二人称が you, your, you の3つに変化するのかこれもわかりません。

この人たちにネイティブの先生が英語で英会話を教えるのは不可能です。日本人の先生でも英語で教えるのは無理です。日本人の教師が中学の文法から教えなければなりません。

先生もどうしたら超初心者に英語を教えられるかを学ばなければなりません。筆者も何人かの超初心者に教えたときは苦労しました。
第一人称、第二人称、第三人称とその変化を教えるのは1時間では終わりません。レッスンが毎日あってその次の日に教えるのならまだ良いのですが、2日とか3日経ってもう一度やると生徒はほとんど全て忘れています。これをまた教えます、一回目のときよりは良いのですが、それでも my pen が正しく、me pen は誤りだというのがわからない生徒さんもいます。
このレベルの人たちはどうしたらよいのでしょうか。海外旅行に行くたびに買い物くらいは自分でしてみたいと思って帰ってくるのですが、どうやって勉強したらよいか見当もつきません。
「あーあぁ、やっぱり英会話はだめかぁ」、「だいたい、中学校の英語の先生が悪かったんだよなぁ、あれ以来英語がきらいになったんだ!」などと嘆き節ばかりが聞こえてきます。

この人たちに対する救い(?)はないでしょうか。そんなことはありません。「正義の味方、月光仮面のおじさん」がここで現れるのです。「月光仮面のおじさん」はバッタバッタと敵を倒し見事に希望を与えてくれるのです。

「月光仮面のおじさん」ならぬ「マイクおじさん」も超初心者の人たちに英会話を教えてきました。
最近も時間をかけてその教育法について調査研究し、実践してしてみました。その結果、最も効果的な勉強法は中学1年からの教科書を徹底して勉強することだということを再確認しました。
超初心者は英語をところどころ知っています。ところが体系的には知識となっていませんし、文法なんかまるでわかっていません。したがってこれらの問題をクリアしないといくら英会話スクールに通っても、外人の先生に個人レッスンしてもらっても、何年たってもまったく上達しません。

中学の英語と馬鹿にするかもしれませんが、意外と難しいんですよ。例えば中学1年のある参考書のレッスン7ではI play the guitar.という文章が出てきます。「私はギターを弾きます」という簡単な英語ですが、このguitarの前に何故theが付くのかと聞かれたら答えられますか。

レッスン19にはWhat time do you leave home?(あなたは何時に家を出ますか)という英語が出てきます。この英語がスラスラ出てくる人は中級以上のレベルだと思います。

アメリカに語学留学してちっとも英語が上達せず、帰国してから中学の英語からやり直しをしたら上達したという話はよく聞きますし、中にはアメリカの大学院で修士まで取りながら英語が苦手で困っていた人が中学の英語をきちんとやり直したら目からうろこが落ちるように英語がうまくなったというウソのような本当の話もあります。

専門分野の言葉を除いたら商談も中学3年までの英語がマスターされていれば十分に出来ると筆者は思います。
そのような意味では中学の教科書は珠玉の表現集で超初心者どころか中級者まで全部暗記してもいいくらいだと思います。

超初心者の人は中学1年の教科書を自分で読んでもわからないでしょうし、参考書を読んでもわからないところが出てきます。このような疑問点について答えてくれる人が必要になります。
家庭教師を雇うかプライベートレッスンを受ければよいのですが、予算がなければまわりを見てみましょう。中学の英語くらいならまわりに必ず教えられる人はいると思います。出来たらその人が教え魔だとなおいいですね。
参考書の問題もやってみて先生に出来なかったところを教えてもらうべきです。
毎日1時間勉強すると早い人だと2ヶ月、遅い人でも4ヶ月で中学1年の参考書は終ります。この場合、気をつけなければいけないことはわからなくなったら何べんでも初めにもどって復習し、知識を確実にしてから先に進むことです。
このように中学英語の3年までの英語を勉強し、復習してそれらを身に付け、それから英会話スクールに行くと効果は見違えるものになります。中学3年の復習をやる前に会話を実践したい人は途中から並行すればよいと思います。この場合、気をつけなければいけないことは英会話スクールに行きだしても自分の勉強はやめてはいけないことです。
英会話スクールはあくまで実践の場であります。超初心者レベルから上級レベルまで英会話スクールの位置付けは実践の場であり、主たる勉強の場とすべきではありません。
週に2, 3回英会話スクールに行くだけで英会話が上達するとは誰も思っていないはずですよね。

英会話スクールに行く予算がない人はテレビやラジオの英語や英会話のプログラムを利用するべきでしょう。

参考書は書店でわかりやすいものを1冊購入すればよいと思います。
出来れば毎日1時間、無理であれば30分でも毎日やったほうが効果はあります。この場合、大事なことはわからないことは必ず解決することです。人称代名詞がわからない、形容詞と副詞が文章のどこに入るかよくわからない、というようなことをそのままにして先に進みますと、そのあとが余計にわからなくなります。

このようなことをおろそかにして英会話スクールで外人の先生に英語が通じたと言って喜んでいるとその後ちっとも上達しません。
「石の上にも3年」ということわざがあるせいか、うまくいかなくてもジッーと辛抱する人がいますが、英語の場合はこれは当てはまりません。
超初心者のレベルのときは特に効果が目に見えてわかるはずですから、毎日1時間勉強して効果が出なかったら方法を変えるべきです。

反対に自分の英語が通じたという経験をしますと嬉しくてたまりません。勉強に拍車がかかりますよね。
「急がばまわれ」ということわざがあります。英会話に関して言えば、外人の先生に教わる前に中学校の英語を復習することが大切です。英会話スクールで下のほうのレベルを抜け出せない人は中学校の英語をマスターすれば抜け出せるはずです。
この後は人によって目標は変わってきます。簡単な日常会話が出来ればよい人もいるでしょうし、この際だから10年かかっても英検1級を目指そうと決意する人もいるでしょう。
英検1級を目指すなら今度は高校の英語を復習しなければなりません。
英語の勉強は知能指数とか暗記力があるとかいうことより、物理的にどれだけの時間を使ったかがものを言う世界です。
特に英検2級のレベルまではかけた時間に比例した効果が見える楽しいときです。
それではGood luck!

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