ドイツは外国人でいっぱい

さて部屋に戻る前にスーパーでビールを買うことになりました。ところがドイツのビールはドイツ語で書かれていて、さっぱりわかりません。その中にバドワイザー(Budweiser)とカールスバーグ(Carlsberg)があったので試しに買って飲んでみましたが、味がどうも日本で飲んでいるものと違います。

ビールの味がどうしてちがうのか不思議だと思った私は次の日、スーパーをはしごしてビールを探しました。そうしたらバドワイザーやカールスバーグもデザインが違うものがあったのです。つまりデザインが違うとブランドは同じでも味は少しずつ違うということです。ちなみに日本酒、「大関」の場合も、アメリカで作られている「大関」と全く味が違います。何故かと言うとカリフォルニアの米と水を使用してアメリカ人に合う大関を作っているそうです。バドワイザーやカールスバーグも調べてはいませんが、そういうことがあるのだと思います。

ホテルに帰ったら入り口がシャットアウトされており、入れません。工事中なので大回りをし、曲がりくねった道を通って部屋に行かなければならないのです。一流ホテルの正面玄関が工事中だから入れないとお客様に迷惑をかけることは日本ではあり得ないですよね。

今度のフロントの係はフランス人でした。カタコトのフランス語を話したら、親近感が出ました。日本で買った扇子を上げたら喜んでいました。バーガーキングに食べに行くといったら自分の分も注文してきてくれと言われました。いつも海外に行くたびに思いますが、欧米ではクライアントとの会話でも冗談が出ますが、日本では絶対にありません。これも人にもよりけりでしょうが、私はそのほうがエンジョイ出来て良いと思いますが、皆さんはどう思われますか。

それにしてもドイツのホテルなのにフロントで働いている人はドイツ人でない人が多いのにはびっくりします。フロントはホテルでもっとも大事なところなのですが、英語がうまければドイツ人でなくても良いという考え方なのでしょうね。

もっとも最近の日本でもコロナの影響で飲食店は若い人が集まらないため、日本人でない人が多くいますよね。大手の飲食店チェーンは三分の一くらいの人が東南アジア系の外国人ですし、コンビニでもほとんどが外国人だというお店もあります。日本語がきちんと出来れば仕事上は差し支えないですから、日本でもこれからは外国人労働者が多くなりますね。
ただし、日本語が出来てもうまくない人が多いので、複雑な要求をするとうまく通じません。ところがドイツで勤務する外国人は英語が上手なので意思の疎通には全く問題がありませんね。

ところがマネージャークラスは生粋のドイツ人が多いです。ドイツ人だとドイツに来ているという感じがします。チェックアウト時間延長の一時間半の延長を頼んだら直ぐに認めてくれました。アメリカでは直ぐに認めないところが多いです。日本では先ず無理ですが、宿泊代の半分を払うと言えば認めますよね。
ある人が英語がうまかったのでどこで覚えたか聞きました。そうしたらドバイで覚えたとのことでした。アメリカではないのがドイツ的でしたが、ドバイはいつの間にか国際都市になりつつあるのがわかります。

二日目に出かけました。町を歩くと、ドイツ人より、あらゆる人種の人達であふれていました。難民を沢山受け入れているせいか、町で物乞いが結構多かったですね。私がいつも行っているサンフランシスコより多いという気もします。しかし、物乞いをしながらタバコを吸っている人がいたのには驚きましたね。
レストランにいく時も物乞いが多く、特に年寄りの女性が多かったです。最初に目にふれた老女は物乞いにしては随分と太っていると思いましたが、ユーローをあげました。暫らく歩いてるととても痩せて本当に困ったような老女がいました。小銭は先程の老女にあげてしまったため、少ししかあげられませんでした。逆の場所に座っていてくれたらよかったのにと思いました。

町の道路は汚く、たばこの吸い殻があふれています、ごみが多いせいか、ハエが多く、私たち日本人は嫌になります。昔の素敵な古い建物が沢山あるのに対し汚い道路とはアンバランスです。

ホテルで、歩いて行ける賑やかなところを教えてもらい、きれいな緑の多い川沿いを歩いて行きました。かなり歩きましたが、着いたところはやはり賑やかでした。通路に身なりもきちんとした若い男性が、何故か物乞いをしていました。道中に何かが起きたのかは定かではありませんが、そのような場合、日本人は物乞いなどはしないと思うがそんなことも言ってられないのかも知れません。気になってユーローをあげました。豊かなドイツではありますが、いろいろな問題も出ているのだと思います。
タクシーの運転士はイラン人やトルコ人が多いです。トルコの大統領は好きかと聞くと大抵嫌い、中にはメルケルが好きだと言う人もいました。私がタクシーの助手席に座ると運転しながら、時々話すたび助手席の方を向くのでヒヤヒヤします。アメリカ人がよくそうしますが、日本人以外は皆そうなのでしょうか。 ドイツ人は大体の人は話し方が物静かです。何となくつっけんどんに見えるが人柄が良く、「ありがとう」と良く言います。勤勉で実直で日本人に似ています。

そしてドイツ人は頭の回転が速く、融通が利きます、以前に添乗員をしてデンマークからヨーロッパに入ったことがあります。デンマークやスエーデンのホテルではツアーグループの食事を変えたりするのもほとんど不可能でしたが、ドイツに入った途端、いとも簡単に変えられました。日本人と同じで結論を素早くキャッチして極めて融通が利きます。

フランスとは違った意味で個性が強く、人間味があり、ドイツは楽しめる国です。

<英会話応用例>
日本食が食べられるレストランは近くにありますか。(Is there a Japanese restaurant near this hotel?)
5ブロック歩くとあります。(There is a Japanese restaurant if you walk five blocks.)
5ブロックも歩きたくありません。タクシーで行くといくらぐらいでいけますか。(We do not want to walk five blocks. How much is it if we go over there by taxi?)
そのレストランから帰るとき、タクシーは呼んでくれますか。(Do they get a taxi when we go back from that restaurant?)


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