ポルトガルはヨーロッパの穴場(2)

リスボンのカニ料理は最高

夕食はどこにするかとホテルに聞いてピノキオ(Pinoquio)という店に電話をしたら予約は出来ないとのことである。どうしたら良いのと聞いたら店に来てくださいとのことだ。7時の開店なので7時に行ったら客が行列している、予約が出来ないほどの繁盛店なのである。

予約の出来ない店があるというのは驚きである。高級店は予約制にしたがるし、予約がないと入れない店も多い。日本で一定の料金を取るレストランやカフェで予約が出来ない店を筆者は知らない。

ポートワインはポルトガルで作られていると聞いたので一杯取で頼んでみたが、筆者は好きになれない、普通のワインにした。その時に他の客が取っていたかなり大きなデカンタのフルーツが沢山入ったワインをオーダーしたが、どうも筆者の思っているのと違うようで、間違いだった事を言ったら、イヤ顔もせず、料金の請求もせず速やかに、再度オーダーしたワインを持ってきてくれた。

何がこの店は良いかというと全て美味しいのだが、日本ではカニ料理は高くて簡単に手が出ない。それが盛り沢山で日本円で5千円位で頼める、安過ぎるのだ。ところが、日本のように食べやすいようには出てこない。自分の食べる分を取り、カニの足などを小さめの木の台に乗せ、木のトンカチで叩いて身をとって食べるのです。面倒ですが、リスボンなら良いかと、一生懸命に叩いた。 ワインのボトルを取ってカニ等のつまみも取って3人で1万円位、あまりにも安いので毎晩行きました。つまりブランチはホテル、夜はピノキオで、行動半径はたったの100メートルでした。

「ピノキオ」も飽きてきたので、すぐそばの通りを入ると、ズラリと並んでレストランがありました。「ピノキオ」が場所も目立って観光客に人気があったので他店に興味がいかなかったせいで、見逃していたのだ。一軒の店に入ってみた。なんと「ピノキオ」より美味しいのである。お客は何を注文したらいいのかわかっているらしく美味しそうなメニューを注文していた。

隣に中年のカプルがいた。出身はスペイン人とポルトガル人、何語で話しているのか聞いたらスペイン語とポルトガル語だそうだ、でも言葉は通じるそうで、会話だと問題ないのですね。

海沿いのレストランをホテルの紹介で予約したが、帰りのタクシー乗り場がなく、入るのをやめにした。ところが、薄暗く人通りもないところで、帰りのタクシーがなかなか捕まらなかったところ、そばで何人かの若い男性達がいたのが話しかけてきて、乗っていかないかと言ってきたが、何となく嫌な予感がしたので断った。12月31日の大晦日なのに何故こんなところでたむろしているのか、乗らなくて正解だったと思います。

その後、しばらく歩いてやっとタクシーをつかまえたが、そのタクシードライバーはポルトガル人だが英語が堪能なので、ビックリした。 会話に困らないので、いろいろ話を進めたら、予約したレストランのキャンセルをホテルに戻ってしなくても、自分の携帯でキャンセルしてあげますと言ってくれ、キャンセルしてくれた。おまけに彼の気に入っているレストランまで連れて行ってくれた。料金を払う時チップを払おうとしたら要らないと言われた。

次の日は翻訳の仕事は止めにして朝から出かけ、寺院に行った、フランシスコザビエルが創建した寺院とかでパンフレットが無料で置いてあった。フランシスコザビエルが、日本にキリスト教を広めたのは習ったが、本当にポルトガルに来るとこんな遠いポルトガルから船で日本に来てキリスト教を広めたという事実に驚く。
正面は素晴らしい壮大なもので、左右にはイエス・キリストが誕生した瞬間を人形で再現されたものや、寺院に拘わるものが沢山あったが、写真はパリのノートルダム寺院と異なり撮ってはいけないと書かれていた。 ヨーロッパはどの国へ行っても信仰の有無に関係なく寺院は感動する。日本へ外人が京都や奈良などのお寺を見ると感動するのと同じなのでしょうね。

日本とちがうところはヨーロッパではどこを歩いていても古代のものが、一般の家の門なども含めて沢山見かけることである。

<英会話応用例>
写真を撮るのは構わないですか。(Is it possible to take a picture here?)
取るのは構わないですが、場所が限られます。(It is OK, but you have to go to a certain area.)
正面のイエスキリストや聖母マリアも撮影しても構わないですか。(Is it possible to take pictures of Jesus Christ and Virgin Mary?)
はい、許可された場所からなら問題ありません。(Yes, it is possible from the allowed area.)


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