旅券の有効期限が3ヶ月を割ると入国できないってほんとう?

東京
出発の直前に出張メンバーの一人がパスポートの残り期限が3ヶ月に満たないときはアメリカ入国が認められない場合があると言い出した。そう言えばシンガポールに行くときも旅券の有効期限が半年あるかと念を押された記憶がある。
他のメンバーどころか私自身の旅券も残りの有効期限が3ヶ月に満たない。発券をした航空会社に問い合わせをしてみたら入国はアメリカが決めることなので何とも言えないのでアメリカ大使館に問い合わせをして欲しいとのことである。

アメリカ大使館に問い合わせをしたところ入国についての担当セクションの電話がつながらず、つながってもテープレコーダが機械的に応答するだけで直接答えてくれることはない。ファックスで答えるからファックスで質問するようにとのことで、一分90円とその他の情報量を徴収する割には極めて不親切である。
これではとてもらちがあかない。成田の航空会社のチェックイン・カウンターならわかると思って電話をしようとしたが最近はカウンターの電話はつながらないようになっているようで、電話番号が登録されていない。

以前にクェートに出張して入国できず一晩空港で夜を明かした経験のある私は入国できるという確認をしておきたかった。そこで外務省に問い合わせをしてみた。
その結果、旅券の係官から次のように言われた。
責任を持つことは出来ないが理論的には旅券有効期限以内に日本に帰ることがわかっていたら入国は出来るはずである。しかし期限が過ぎても居座る人がたまにいるので一部の国では一律に一定期間の有効期限の残りがないと入国できないようにしている。
しかしアメリカではそのようなことはないと思う。何か言われたら帰りの航空券を持っており有効期限内に帰ると主張すべきである。

これでは安心していいのか悪いのかさっぱりわからない。お役人の答えはいつもこんな感じである。
ともかく何とかなるだろうと成田に行ったらすんなりチェックインの手続きが終ったのでそのことを確認してみたらまったく問題はないとのことである。まことに明快である。同じ航空会社の予約係が何故わからないのか不思議だったが、これで機内でのビールが飲めるとホッとした。

サンフランシスコ
11時からホテルのコーヒーショップで商談。途中から話が微妙なものになってきた。他人に聞かれるのがいやで他のテーブルから出来るだけ離れた席に代わって商談を続けた。

昼食は中華街。初めての中国料理店に入る。ところが出てきた料理がしょっぱくて食べられない。我慢できるしょっぱさではないのでウェイターを呼び、どのくらいしょっぱい(salty)か調理場で味をみてもらってと言った。ホールの係の人は「はい、わかりました。作り直します」と言って料理を持っていった。
しばらくしたらホールの係の人が帰ってきてどのように料理をつくりなおしたらいいかと聞いてきた。
プロに対して何でそこまでいわなければいけないと思いながらも「塩を使う量を少なくして調理してくれ」と頼んだら、今度はまともな料理が出てきた。
日本ならどのように調理したらよいかとは絶対に言ってこない。同じ中国料理でも対応がまったく違ってしまうのが面白い。

夕食の後、バーをはしごした。最後のバーは男性が一人でやっている店だった。そこを出るのが午前1時だったので"Good night!"と言って帰ろうとしたら"Good morning!"と応答された。日本語の「おやすみなさい」と言ったつもりが、Good morning. とは少しニュアンスを変えて返事をされたわけだ。

サンフランシスコ

本日は仕事の予定は何もない。時差の影響で昨晩は寝ることができずホームページの原稿を書いたりメールを打ったりしていて朝の8時半になった。
ビールでも飲んで少しは寝たい。そう思った私はコーヒーショップに電話して朝食を取りながらビールを飲むことはできるかと聞いてみたら出来るとのことだったのでコーヒーショップまで行くことにした。

ところがビールを頼んだのにいくら待ってもビールが来ないのである。途中で催促したらWait. It's coming.(待ってください。今来ますから)とのこと。そう言いながらその係のウェイターは他の席の後片付けをしていてビールを持ってくる気配はまったくない。
他の人を呼ぼうと手を上げてもみんな知らん顔である。そりゃそうだろう。チップの国、アメリカのレストランでは担当者が決まったら他の人は自分の担当でないテーブルは見向きもしない。
腹を立てた私は厨房まで文句を言いに行ったら支配人のような人がやってきてどうしたのだという。
よく聞いたら私の注文がまったく通っていないのである。私は料理をキャンセルしてそこを出た。

アメリカの飲食店ではよく自分たちのペースで仕事をしていて客のことをないがしろにすることがある。Customer is first.(お客さまが優先です)という英語はアメリカで出来た英語だが、アメリカ人にこの諺を言ったら苦笑いするだろう。
これが実行されているのは一部の超高級レストランだけだろう。最も超高級レストランは Money is first.(お金が優先です)と言うべきだが..........。

<英会話応用例>
すみませんが、このテーブルの担当者はどこにいますか。
(Could you tell me where is the person responsible for our table?)
私たちは注文をしたのですが、かなり待っても料理が出てきません。どうしたら良いですか。
(We have already placed our order, but our food has still not arrived. Could you please tell us how to resolve this?)
私たちはかなり前に料理を注文をしたのです。一度は催促もしていますが、何にも変化が起きません。伝票は厨房に通っているか確認してくれますか。
(We placed our order a while ago but we are still waiting for it. Could you please confirm that the kitchen received our order?)
私たちは注文をしたのですが、かなり待っても料理が出てきません。まだ、時間がかかるようでしたら、キャンセルしたいのです。
(We have already placed our order, but our food has still not arrived. We would like to cancel our order if it will take more time to complete.)

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