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ブッシュマンに悲鳴をあげる
ブッシュマンに悲鳴をあげる
フィッシャーマンズウォーフの極め付きはブッシュマン(Bush Man)です。
中年の黒人男性が、葉がいっぱいついている枝を何本か持っていてそれでしゃがんでいる自分の姿を隠しています。そして向こう側から歩いてくる人をジッーと待っています。歩いてくる人はまさかそんなところに人が隠れているなんて夢にも思いませんから、暖かな日差しの中を楽しそうに歩いてきます。
通行人がその黒人が隠れている「茂み」を通りかかるタイミングを見計らって、その黒人がその枝の横から黒い顔を出して「ワッ!」とおどかすのです。これには男女を問わずまずびっくりします。でもビックリした後、罪のないイタズラだとわかりますから、舌打ちしたり、Shit!(くそっー)と言ったりして、通り過ぎます。
私はこの黒人がどうやってチップをかせぐのかわかりませんでした。おどかされた人が払ってくれるわけはないですからね。
それでしばらく見ていました。そうしますと、おどかされてビックリする人の姿が面白いものですから、それを見たくて少し離れたところに人々か集まってきます。
中にはその黒人の後ろにカメラを構えて驚く人々をビデオで取る人も出てきます。実は私も一緒になってビデオを撮り始めました。隣のアメリカ人の中年女性はこれでビデオショーが家でできると言い、人がビックリするのを見て大笑いしています。
しばらく人が驚くのを楽しんで見た後に人々は、Mr. Bush Man, 18 years of service(ブッシュマン、18年間営業中)と書いてある小さな看板の隣にあるカンの中にチップを入れていくのです。チップを入れながら肩をたたいてがんばれよと激励していく人が多かったですね。アッという間にカンはいっぱいになります。
道の反対側でも人だかりができています。ブッシュマンはショー(?)を一時中断して反対側で見ている人のところまで行ってチップを強引に貰いまくります。
それでカンは倍に膨れます。
中にはやられた人が「ワッ!」と言って反対にブッシュマンを驚かせて大喜びしている人もいます。
ともかく期待通り驚いてくれますし、驚き方も様々でこっけいでテレビの「ドッキリカメラ」より全然面白いんですよ。
それにしてもアメリカ人の奇抜な発想と創意工夫には驚かされます。また創意工夫のある知恵やパフォーマンスには心から拍手喝采してチップを払うのもアメリカ人のよさですね。
<応用例>
show
ショー、展示会、興行
関連語
show biz
ショービジネス(show businessの略)
showcase
陳列棚
show off
見せびらかす
例: He always wants to show off.(彼はいつもみせびらかしたいのです)
類語
exhibition
展示会
例: motor show, motor exhibition
performance
興行、上演
注: performanceはこの他よく使われる意味に成績や性能がある。
例:
The performance of the company in the past three years was excellent.
その会社の過去3年間の業績は素晴らしいものであった。
Performance of the new computer is poor.
新しいコンピュータの性能は貧弱である。
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