アブタビ メディアサミット

アブタビで開催されるサミットに招待されました。出席者のリストでは全世界から3百名くらいの参加だったのですが、どういうわけか、日本からは筆者だけでした。

ところが実際に行ってみると千名は軽く超えています。出版、放送、映画、ゲーム開発の代表者や担当者を中心に集めているのですが、それにしても短期間の間にGoogleのシュミット会長(Eric Emerson Schmidt)とか、21世紀フォックス及びニューズ・コーポレーションの代表者、オーストラリア人で、メディア王としても有名で、トランプ前アメリカ大統領のスポンサーとしても知られていたルパード・マードック会長(Keith Rupert Murdoch)等の世界的著名人を短期間にアブダビにどうやって集めたのか不思議です。

結局、ドバイやアブダビは「世界に追い付き、追い越せ」という至上命題を抱えています。成功の軌道に乗ったドバイでも、石油がいくらでも出てくるアブダビでも将来の安定を考えた場合、危機意識がありますが、これは私たち日本人には想像が出来ないと思います。そこで使える資金は即座にしかも大量につぎ込んでプロジェクトを成功させようとするので、このように短期間に人を集められるのだと思います。

しかし、筆者から言わせて貰いますと、あまりにも大勢集めたため、きめ細かさが足らず、全てのイベントが混乱してしまいました。そのため、そこで誰かとゆっくりと食事をしたり、懇談したりという機会を持とうというモティベーションは無くなってしまいました。

ランチは例のイギリス人の政府系組織の職員と約束をしていたので、その人たちと一緒に行きました。東京にいくらでもあるバイキングの中国料理店でしたが、日本円で1,500円くらいでした。アブタビでもこのようなイベントの会場から3人で付近の中国料理店に出かけてランチが東京と同じくらいの値段で食べられるようになったのには驚きです。

さてサミットではもう時間をつぶす気はないので、ドバイにもどりました。夕食は知人の家に招待されることになりました。この知人はイラクで成功した人でドバイにも家を買って奥様をそこに住ませていたのです。外国人ですから、家も町の中心から少し離れたところにあり、小さな邸宅でした。手料理を振舞ってくれたのですが、ご主人はお留守で息子さんとお母さましかいません。筆者が困ったのは、お母さまがお酒を飲まない人のため、アルコールは一切ないんですよね。アルコールでなく、甘いジュースで乾杯だと、せっかくいろいろと作ってくれたのですが、あまり食べる気が湧かずにほとんど残してしまいました。申し訳ないことでしたが、息子さんが気を利かしてビールを買ってくるとか、すべきだったですよね。食事をしている間も時間が来るとお祈りの時間になって音楽が流れていました。何か皮肉みたいだったです。

その帰りに息子さんが、アルコールが全然飲めなかったので気をきかして、ドバイNo1のホテルのバーへ連れて行ってくれました。普通のバーとは違い、広大な外で飲むバルコニーみたいな所がありました。照明は薄暗くソファーがあちこちにあり、寝そべっている人も何人もいたり、普通の煙草ではなく水煙草も沢山あり、それを皆吸っていました。これはニコチンもほとんどないと思いましたので、いたずら半分に筆者もそれを吸いながらアルコールを飲み、リッチな気分を味合わさせて貰いました。

このホテルのホームページのアドレスは下記のようになります。アブタビのエミレーツ・パレスも豪華でしたが、こちらも全世界のセレブを集めるだけあって驚くほどリッチな設備が整っています。ホームページをご覧ください。いかに贅沢に設計され、建造されたかが直感できます。

ホテル Burj Al Arab Jumeirah
The Burj is famous for its striking sail-shape design, and the lavish suite, which is one of the most expensive hotel rooms in the world, has an average price tag of $24,000 a night. Let's just say it will quickly burn a hole in your wallet! 

(ブルジュはヨットの帆の形をホテルのデザインとした想像を絶する有名なホテルでそのスイートは世界で最も高く一泊24,000米ドルです。あなたのポケットは直ぐに大穴が開いてしまいます) とあります。筆者が他の項で申し上げたことがありますが、帝国ホテルのエグゼクティブスイートルームと同様の部屋なんでしょうね。

しかもドバイにはこのようなホテルは群島全体に何軒もあります。もうラスベカスもどこもドバイの贅沢にはかないません。今後もセレブを集め続け、近い将来、世界の観光地を抜いてしまう可能性があります。

<貿易英語例>
Are you represented in U.S.A.? (アメリカでは代理店はお持ちですか)
Is it possible for us to be an exclusive agent? (弊社がアメリカの専属代理店になるのは可能ですか)
Well, as U.S. A. is a such a big country, we cannot give you an agency right so easily. (そうですね、アメリカはこのように大きな国なので簡単に代理権を差し上げるわけにはいきません)
Which part of U.S. are you interested in covering? (アメリカのどの地域を担当されたいですか)
Do you have any idea how much order you are going to give us or rough quantity of purchase per year? (どのくらいの注文を発注されるか、大まかな年間発注量をお聞きすることは可能ですか)

プロローグに
本稿で中近東編は終わります。次回からは一度、アメリカに戻り、その次にヨーロッパ編となります。