アブダビの政府系組織はイギリス人で動かされている

アブダビまでドバイから行くときは筆者はタクシーで行きます。一時間と少々で着きますし、タクシー代は一万円くらいです。

政府系組織のイギリス人職員が予約しておいてくれたホテルは Shangri-La Hotel (https://www.shangri-la.com/jp/?&gclsrc=aw.ds) でした。アブダビはドバイと同様に重要な政府並びに民間組織はイギリス人によって回されています。彼らは家付き、車付き、高給で重要な政府系並びに民間組織の主要幹部として働き、アブダビを発展させています。

そのため官庁の英語も全てイギリス英語です。ちなみに会社登記も英語で出来ます。筆者も会社設立を英語で準備しました。

アラビア語が出来なくても不自由がないのがアラブ首長国連邦の発展を支えている原因の一つでもあります。この人たちの給与は推定ですが、年俸で1,800万円から3,000万円です。彼らはUAEでは半年間働き、休暇を一か月近く取り、イギリスに帰ったりする生活パターンです。

ちなみに日本人は雇用されるかということですが、英語が出来れば仕事はいくらでもあります。特にエンジニアはいつでも不足しています。英語が出来るエンジニアなら住まいと車は提供されて月額80万円位は保証され、一年以上いることが出来れば100万円以上も可能です。ソフトウェアの開発が出来て管理も出来れば150万円以上も可能です。英語はビジネス英語が出来れば問題ありません。英語はU.A.E.の共通語なので上達すると思います。

さて話は戻って、ホテルでチェックインしようとしたら、スイートが空いているので安くするからそちらにしないかと勧められました。部屋を見せて貰ったらジュニアスイートではなく、本当のスイートでした。5万円もいかない金額だったのでアップグレードして貰いました。ドバイは世界中のセレブに知られていますが、アブダビはまだまだなのでこのようにしてくれるのだと思います。

話は飛びますが、筆者も中近東相手に輸出の仕事をしていたとき、ある取引先候補から有楽町の帝国ホテルに呼ばれました。宿泊している部屋は驚くほど広いエグゼクティブスイートでした。今の貨幣価値だと一泊300万円はすると思います。来日すると必ず会いに行きましたから、何回もそのスイートにお邪魔させて貰いました。

笑い話ですが、この人をクラブに招待して「ウイスキーは何にしますか」と聞くと「ジョニ黒」と答えます。今はジョニ黒も3,000円くらいで買えますが、50年前は1万円くらいしました。サラリーマンの給与が2万円くらいの時代にです。「ジョニ黒でなくて他のウイスキーでも良いか」と聞いたことがあるのですが、「他のウイスキーだと気持ちが悪くなるんですよ」と言われました。ですから、銀座でも新宿でもクラブで接待するとジョニ黒はボトルで注文しますから、大変「高くつく」クライアントだったわけです。

私も取引先から接待されて「ウイスキーは何にしますか」と言われたら「オールドパーにしてください。それ以外だと気持ち悪くなります」と言ってみたいですよね。中近東のお金持ちはそのぐらい私たちとお金の使い方が違います。

話は飛びましたが、そういう意味では、筆者もスイートを知っていますので、このアブダビのスイートはエグゼクティブスイートとは言えませんが、それでもジュニアスイートではないスイートに初めて宿泊したことになるので嬉しかったのです。

ところが部屋はかなり広くて美術品も高級なものが飾ってありますが、デザインコンセプトがなく、あちこちの国から輸入した物を、取りあえず飾っているに過ぎない感じがします。

部屋のドアの入り口に百合の花がいけてありましたが、あまりの強烈な匂いなので直ぐに持ち去ってもらいました。クッキーの盛合わせとか、果物の盛合わせがありました。見た目は美味しそうだったので食べてみたら一口も食べられませんでした。果物も全然熟していなくて固くて食べられませんので、ボーイさんを呼んで、全て下げて貰いました。せっかくのスイートでもこれではがっかりです。

発展途上国に付き物ですが、上辺だけをみて真似をしているだけなのですね。それで本物だと思ってしまうのですね。日本も以前はそうでしたし、韓国、中国も10年、20年前ではそうでした。

筆者も50年前は入社したばっかりの会社の貿易担当者として訪日するアメリカ人バイヤーと頻繁にホテルで商談をしていました。帝国ホテルに泊まる客が一番多かったですが、当時の帝国ホテルは有名な建築家ライトの設計の瀟洒な建物でしたが、秘書を帯同し大きな二部屋を借り切って片方の部屋でメーカーの担当者と商談し、終わるともう片方の部屋で待たせていた次のメーカーの担当者と商談をするというベテランビジネスマンとの英語の商談とそのスピードに圧倒され、混乱さえしていました。相手に取って見れば、英語も商談の進め方も国際的でないと苛立ったことだと思います。

Hiltonの日本料理店 Toki に入りましたが、大きな店で内装もきちんとしたものでした (https://www.zomato.com/abudhabi/toki-al-khubeirah)。カウンターには板前姿の日本人男性がカウンター客の相手をしながら料理を出していました。またフロアの女性従業員も日本人がいて、接客をしてくれました。

メニューはいろいろあったのですが、種類を食べたかったので、日本のメニューに例えると松花堂弁当のようなものを注文しました。煮物、天ぷら、刺身、厚焼き玉子、和え物等々いろいろと入っていましたが、日本と違うのは、ボリュームが凄いので驚きました。その割には飲んで1人頭7千円もいかなかったので高くはないですね。

このホームページにMenuがあり、その中にMain Menuがあります。天ぷら盛り合わせ 58ディルハム、焼き帆立て 55ディルハムとあり、1ディルハムを30円と計算しても天ぷら盛り合わせが1,800円、焼き帆立てが1,650円と高くありません。アブダビに行ったらまた行きたい店になりました。

<英会話応用編>

ホテルアップグレード
Question: We have a suite room available and we would like to offer you this room at a drastically inexpensive rate if you are interested? (スイートルームで空いているのがありまして、お安く提供でるのですが、いかがですか)
Answer: Is it a junior suite or deluxe suite? (ジュニアスイートですか、またはデラックスなスイートですか)
Question: It’s a deluxe suite with two bedrooms, two bathrooms and one living room. (寝室が二部屋、浴室も二部屋のデラックスなスイートです)
Answer: How much would it be? (おいくらですか)
Question: We would be happy to offer you at 1,200 Dh. (1Dhは約30円) (1,200ディルハムでけっこうです)
Answer: Ok, we are interested. Can you show us that room? Ok, we like it and ask you to change our room. (はい、興味あります。部屋を見せてください。はい、気に入りました。こちらの部屋に変更してください)

アブダビの若い人は熱心
プロローグに