アブダビ 砂漠レストラン

砂漠ツアーに参加しました。砂漠までは、サンフランシスコから来たアメリカ人としては珍しく話の好きでない親子のような男性2人と一緒の車で出発しました。2時間くらいかかりましたが、やっと砂漠らしきところに入りました。砂漠に入り、それが深くなればなるほど、恐怖感を覚えます。「もし、万一、車が故障したら誰が助けに来てくれるの?」「携帯って本当に繋がるの?」「この場所って他の人が分かるの?」「道を間違えて走っていないの?」等、いろいろな思いがこみ上げてきますが、道路もなくなり、何もないところを走るのは不安が出てきて当然だと思います。まして日が落ちて夜になり、真っ暗な中を走る時は余計にこの恐怖は増えます。

最初に着いたところは、大人なのに背が極端に小さい人がいたり、また人なつこいサルもいました。そのサルは、そばに寄せたら途端に筆者の胸のポケットに手を突っ込み入れていたものを取ってしまいました。その早いこと、動物のスピードには勝てません。そして、またどういうわけか、小さな小屋の屋根に孔雀が乗っているんですよ、何でそのような設営をするのか、後進国は設計するとき、変な設計をするのですね。

その後はこのツアーの中心のパフォーマンスで、故意に砂漠で急な砂丘のところを当てもなく走ります。物凄い急なデコボコの砂地で車が横に倒れる寸前までのリスクを経験させるようにそのようなところを何度も走りました。とても怖かったですね。2、3回のあとには「もう良い」と思っても止めてくれません。サンフランシスコの親子はこの時も表情変えず無言でした。不思議な親子です。

夕日が沈む頃、車は止まってくれました。「あぁ、やっと終わったよ」と、ホッとして車を下り、砂漠に立ったら夕日が見れたのです。砂漠しかない、そこで静かに沈む夕陽、これは矢張り絶景です。しばらく見ていました。

ふと、横を見るとツアーの添乗員がピスタチオナッツを美味しそうに食べながら見ているんですよ、私は”It looks good. Why can’t you give me share?” (私にも少しくれませんか) と言ったら、Sure. (良いですよ) と私にも食べさせて貰ったので一緒につまみながら夕陽を見ました。

日も沈み、砂漠で暮らすベドウィン遊牧民族が住むところを再現した場所でバーベキュウを食べることになりました。その前にラクダに乗りました、2階くらいの高さで思ったより高かったですね、写真を撮って後で売りつける業者もいて、やはり知らない間に撮られて買わされでしまいました。

その後、バーベキュウの時間になって並ぶことになりました。筆者の妻が私と並んでいたら「ここに並んではいけない、隣の列に並ぶように」と注意されました。男性と女性の並ぶ列が違っていたのです。アラブではこれは普通の習慣なんですね。ですが、そのまま進むと結局は同じテーブルに並んだ料理を一緒に選んでお皿に入れるだけでした。男女別々に並ぶ意味はないですよね。

真ん中に低めの舞台があり、その回りに座ってベリーダンスを見ながら飲食しました。アルコールは売っていてビールはいくらでも飲めます。

ところがそのベリーダンスは噴飯物でした。業界用語で言えば相当ギャラをけちったショーだったのです。ダンサーがかなり太っていて、年齢も若くなく、年増です。半裸ですから、見ていても良い感じがしないんですね。このショーは無いほうが食事は美味しかったと思います。筆者はベリーダンスを何回も見ていますが、日本の新宿とか日暮里で見たベリーダンスのほうが遥かにプロフェッショナルでしたね。このようなところで三流のショーになってしまう、それが先進国の真似事だけをしているアラブの欠点です。

ですから、ベリーダンスは全く見ないで、夜の砂漠のきれいな星空を見ながらビールを飲みました。ビールはとても美味しかったですね、でも温度差がかなりあるので、夜の砂漠は寒かったです。

帰りは光の全くない真っ暗な砂漠の中を、5〜6台の車が連なって帰りました。列からはぐれた場合はどうなるのかと少し心配でした。砂漠は星しか頼りはありません。星が見えないと困ります。ベドウィン族は砂漠でも方角がわかるそうですが、普通の人はわかりません。迷ったら砂漠から出られなくなります。

やっと2時間くらいの後、道のある町に出ました、そうしたら途中で私たちの車が止まり女性が乗ってきたんですよ。運転手に聞いたら彼女で私たちを送った後、デートだと言っていました。まだ仕事中なのに関係ないんでしょうか、これもアラブらしいですね。

夕食はHilton Hotelの日本料理ではなく他のホテルの日本料理を食べにいく事になりましたが、近くのホテルの日本料理店に入ってまずびっくりしたのは日本の民謡や盆踊りの音楽がガヤガヤ流れていて、他のお客さんは一人もいなかったことです。

おまけに内装は盆踊りにぶら下がっている提灯みたいなものを部屋中にぶら下げていて、ハイボール一杯300円という居酒屋風の店でした。

料理はHilton Hotelの日本料理と同じようなものを注文したら、目が点になるほどのメニューでした。サケ、厚焼き玉子、煮物、わけのわからないものなどちょこっとある感じ、日本の朝食メニューのようです。美味しければまだ良いのですが、どれも不味かった、ところが値段はHilton Hotelの店と同じくらいでした。アンバランスはドバイだけではなかったですね。

<砂漠に関する英語>
彼は果てしなく広がる、人を寄せ付けない砂漠をじっと見つめた。
He stared out at the vast, forbidding desert.

砂漠で水を見つけるのは難しい。
It's difficult to find water in the desert.

彼らがその砂漠を横断するのに4週間かかった。
It took them four weeks to cross the desert.

オレンジ色をした太陽の光が静かな砂漠にゆっくりとさし始めた。
Orange sunlight crept across the still desert.

パイプラインが砂漠を通って石油を運んでいる。
Pipelines carry oil across the desert.

砂漠が都市の成長を阻止した。
The desert impeded the growth of cities.

アリゾナ砂漠の景色は、見ると驚くほど美しいです。
The desert landscape in Arizona is stunning to look at.

砂漠の太陽が彼にじりじり照りつけた。
The desert sun grilled him.

ジープは砂漠を突っ走って行った。
The jeep raced across the desert.

その土地は砂漠化により、不毛となっていた。
The land had been rendered infertile due to desertification.

この砂漠には石油が多量に埋蔵されている。
There are abundant oil reserves lying under this desert.

彼らはラクダに乗って砂漠を横断した。
They crossed the desert on camels.

砂漠を見るのはこれが初めてです。
This is my first view of a desert.


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