マイクの海外出歩き記

プロローグ

英語の単語をそれだけで記憶するのは意味がない!

あるとき、私が翻訳しようとしている一文がわからなくて新しく英会話の教師として入社していたデビッド に質問してみました。そうしたら私が理解したいと思っている文章の中のpartyという意味がわからないと言うんですよ。
「えっ、ネーティブなのにわからないの」と私は言いたくなりました。契約書にこの単語が出てきたら「当事者」と訳すことは見習いの翻訳者にとっても常識だったからです。
この単語の意味さえわからないようでは私の質問に答えるのは無理だろうと思い、この人にこれ以上質問することはあきらめました。
法学部出身ならともかく、そうではない大学を出たばかりで英文編集の経験のないアメリカ人に法律文に引用されている英単語の意味を聞いている私がムチャだったわけです。英語はそのぐらい難しいものかも知れません。

さてこのpartyという単語にはどのような意味があるでしょうか。すぐに思いつくのはお酒を飲んだりする「パーティ」です。団体とかグループという意味もありますね。a sightseeing partyと言えば「観光団体」ですし、a search partyは「捜索隊」という意味になります。
political party と言うと政党という意味になり、government partyと言えば「政府の政党」つまり与党です。
契約書でBoth parties agree as follows;と使用されたら先に述べましたように「当事者」という意味ですから例文の意味は「両当事は次のように合意する」となります。

英語が日本語と違って困ることは文脈によって同じ単語がまったく別の意味になることです。言い方を変えますと、英語では一つの単語にいろいろな意味があり、その単語の前後についている言葉によって意味が違ってくるということです。

別な例を示しますとfacultyは「能力」という意味で覚えている読者が多いと思いますが、the faculty of lawのように使用されると「学部」という意味になりますから、この場合は「法学部」という意味になります。
この他にも「教授団」や「教職員」という意味もあります。a member of the facultyと言えば「教職員の一人」という意味です。

このことから英語が日本語と違うもう一つの大きな問題が生じます。日本語の場合、単語だけ読んでも意味がわかりますが、英語の場合は単語だけではわからないときが、ほとんどです。
日本語はコミニュケーションのツールとしての記号だけでなく、特に「絵」みたいなものですが、英語は完全な記号です。しかも日本語はひらがな、カタカナと漢字で簡単に造語ができますが、英語ではそうはいきません。
日本の新聞の見出しには自由に造語した見出しがよく見受けられますが、英語ではことはそんなに簡単ではありません。
広告のキャッチコピーになりますと、日本語としてはメチャクチャな「飛んだ」コピーが威張っていますが、英語では無理なことなんですね。

したがって英語の単語をそれだけで記憶するのは無意味なことになります。つまり英語の単語は他の言葉と関連付けて覚えないと意味がないということですね。

読者の皆さんは筆者とともにこれからアメリカを中心に世界へ旅行をします。その中で英語の文化に感心したり、驚いたりしながら英語の単語やフレーズを学んでいくことになります。


第1章 何回行っても飽きないサンフランシスコ
第2章 田舎のドバイが世界のリゾート地に
第3章 追い越せドバイ、頑張るアブタビ
第4章 ヨーロッパらしくないポルトガル
第5章 ビールとソーセージしか美味しくないドイツ
第6章 やはり料理はフランス料理


第1章 何回行っても飽きないサンフランシスコ

  bt.gif 3人でつまみは餃子だけでパーティになる

  bt.gif どのくらい大きいって何て言う?

  bt.gif Early check-in の交渉

  bt.gif 辛いはhot より spicy のほうがわかり易い

  bt.gif アメリカ人の自由さ--初めて会った人に就職運動をする!

  bt.gif 「いびきどめ」って何て言うの?

  bt.gif アメリカのツアーのバスは途中で降ろされる

  bt.gif アメリカ人は大阪人と似ている!

  bt.gif 私が通訳をつけられてしまった


第2章 田舎のドバイが世界のリゾート地に

  bt.gif イスラム世界なのにアルコールには不自由しない

  bt.gif 世界の料理はニューヨークよりあるドバイ

  ・ レバノン料理はドバイが最高

  ・ ツアーは砂漠の真ん中で夕食

  ・ 世界一高いビル

  ・ 日本人には好意的

  ・ 英語がどこでも通じる便利さ

  ・ タクシーの安さは世界一

  ・ 刺身もてんぷらも食べられた

    ・ あっという間に一流航空会社になったエミレーツ


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