【 第2章-3 】
  はじめての電話・これさえ言えれば大丈夫

 交換台の女性がたどたどしくJust a moment, please.(少々お待ちください)と言っているのが聞こえます。また外国人バイヤーからの電話です。
 ところがいつもの英語ができる上司がいません。
 さあ、困りました。
 私は英語なら多少はわかっても、実務はまだわかりませんし、商品知識もありません。
 そんな私の気持ちに遠慮なく、電話は私のところにまわされてきました。しょうがない、なんとかなるだろう! と、おそるおそる電話に出ました。

Hello. Can I help you?
(ご用件はなんでしょうか)
――Yes, I'm calling from Yokota base and am trying to place an order for you.
(横田基地から電話しています。貴社に発注の予定があるのです)
――But I need to get the latest price list.
(その前に最新の価格表がほしいのです)

 と、どんどん用件に入ってきました。

I'm sorry, but the person in charge is out of office now.
(申し訳ありません。ただいま担当者が外出しています)
Can I take your message?
(ご伝言を承りましょうか)
――Tell him Call me to telephone number 123-4567 as soon as he gets back.
(戻られしだい電話するように伝えてください)
OK, could I have your name?
(承知しました。お名前をお聞かせいただけますか)

 と、こんな具合で、やっと電話を切ることができましたが、息も切れました。話した時間はたった2、3分だったでしょうが、しばらく興奮していました。

 the person in charge (担当者)はresponsible person でもいいですが、export mangerとかsales manger のほうが具体的で英語らしいですね。
 out of office は「外出中」の決まりきった言い方です。
 このout ofはとても便利な表現です。out of Tokyoなら「東京にはいない」、out of Japan なら「日本にはいない」です。
 Can I take your message?Could I take your message?と言えば、さらにていねいです。
 「伝言を残したい」のであれば I would like to leave the message.です。

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