【 第3章-6 】
  ロンドンの英語はさすがにきれい

 英語を母国語としない国々をまわった後にロンドンに来ると、ネーティブの英語はさすがに聞いていて気持ちがいいですね。ところが少しでも早く話されると、またわからなくなります。
 空港に、現地の旅行代理店からイギリス人が2人で迎えに来てくれました。私と話しているときは彼らの英語はわかるのですが、2人で話し出すと、私にはまったくわからなくなるのですね。
 どうしてかと言いますと、彼らがわれわれ日本人と話しているときは外国人という意識がありますから、話すスピードもそれほど早くならず、スラングや口語的表現(colloquial expression)もほとんど使いません。
 それがネーティブスピーカーどうしで話すときは、そのへんの遠慮が完全になくなってしまいますから、われわれにはわからなくなるのです。
 特にロンドンっ子が話すというコクニー・イングリッシュ(Cockney English)や、スコットランドなまりのある英語を話されたら、チンプンカンプンで完全にお手上げです。

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