【 第4章-12 】
  別れるときの英語

 別れるときの表現は、電話を切るときの英語をすべて応用することができます。
 どこがちがうかと言いますと、あたりまえのことですが、握手があることです。
 握手するときは、日本式のお辞儀を併用してはおかしいという人がいますが、私はそうは思いません。
 だいいち、習慣になっていることを変えようとしたら大変ですよね。
 現に私の友人のトムは、日本に来て以来、日本人がお辞儀することを知りましたので、日本人と握手するときは必ずお辞儀もします。
 この人の場合、別れるときは握手した右手の上にさらに左手をのせて「ていねいな」握手をするのです。
 このようにして相手に印象を強く与えているのですね。

 ある程度親しい男女の場合は、握手ではなく相手の「ほお」へのキスになりますね。
 どこまで親しかったら握手でなくなるのかと質問がでそうですが、一般的には相手がそうしたらこちらも応ずればよいと思います。
 ですけれど「自分はどうしてもそうしたい」というのであれば、いいと思いますよ。
 失礼ではないのですから。

 長く会わなくなってしまう「別れ」のときは、よくI'll miss you.(あなたに会えなくなってさびしい)を使いますね。
 このmissという言葉は日本語にない言葉ですが、とても便利です。
 ホームステイしてお世話になった家庭の人々には、

I'll miss you. I'll miss this house.
(皆さんにお会いできなくなってさびしいです。またこの家から離れてさびしくなります)

と言えますし、転勤したり、退職したりするときは、

I'll miss you. I'll miss the office.
(皆さんにお会いできなくなってさびしいです。また、この職場から離れてさびしくなります)

と言ったりします。
 パソコンやメールのはやっている最近では、手書きのレターが少なくなってきています。
 「あなたの手書きのレターがなつかしい」と言うのならI miss your handwriting letter. がピッタリです。
 このI'll miss you. は別れるとき異性の間で使われると「好きだというメッセージ」を伝えているときがありますので、注意していないとチャンスを逃すときがありますよ。

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