【 第5章-01 】
  ホテルを予約するときは「英語がうまくない」と言ってみる

 サンフランシスコのホテルに、予約のための電話を入れました。
 電話でホテルを予約するのは簡単そうですが、相手の英語がわからなくてうまくいかないときもあります。
 私の場合は、英語を話すスピードをわざと遅くし、
 「日本から電話をしています。私の英語はあまりよくありません」
と言うようにしています。そうすると、先方の英語のスピードはとたんに遅くなり、発音も明瞭になりますから、とても楽です。
 ところが楽になったのはいいのですが、12月30日から1月1日の3日間のうち、31日だけ空きがないと言うんですね。そして、インフォメーション・センターがあるから、そこに電話をしたらとすすめられたのです。
 でもどうして31日だけ予約がいっぱいなのか、興味を持った私は、

Im just curious. Why is 31st totally booked?
(ちょっと興味があるのですが、31日はなぜ予約がいっぱいなのですか)

と聞いてみました。そうしたら、

Its eve of January 1st. So everybody celebrate it everywhere in the United States.
(おおみそかですから、アメリカではどこでも新年を祝うのです)

 そう言われてみると、私のところにも、以前アメリカの友人から、アメリカ時間(American time )でおおみそかの夜中を過ぎたとき、電話がかかってきて、Happy New Year! と言われたことがあります。そうするとアメリカにはbiggest day(最大のお祝い日)が、クリスマスイブとおおみそかと2日あるということになります。いいですねえ!
 さてホテルの予約に話をもどします。部屋が空いている(room is available )と、支払方法(method of payment )を聞かれます。
 クレジットカードだと言いますと、番号や失効日(expiration date )、種類(type of card)について聞いてきます。 アメリカの名の通ったホテルなら、これらの情報を提供しても、悪用されることはまずありません。
 ただ予定が変更になって滞在しないときは、キャンセルをしないと、サインがなくても請求がきて、その金額は引き落とされますので、注意が必要ですね。

 手続きが終了しますと、確認番号(confirmation number )が知らされますが、これは大切なのでメモをしておく必要があります。
 アメリカのホテルではよくミスがあります。予約したのに、チェックインしようとしたら部屋がないのではたまりませんよね。
 私はカナダのモントリオールで、予約がないと言われたことがあります。そこでこの確認番号を打ち込んだ日程表(itinerary )を、予約係の人に見せたのですね。
 そうしたら普通の部屋がなかったので、同じ料金で2階式のスイートルームを用意してくれましたよ。ごきげんだったですねえ。

 I'm just curious. (少し興味があります)は、何か余計なことを聞くときの表現ですから、覚えておくと便利です。このcurious は「好奇心旺盛な」という意味ですね。

 「休暇」という英語はholiday , vacation , leave , day-off , days-off などがありますが、「休暇を取る」はtake a vacation , take a leave です。holiday は「休日」で、「休暇」(休日以外の休みの日)という意味はイギリス英語にだけあるようです

 room is available (部屋が空いている)のavailable は「利用できる」、つまり「空いている」になります。このavailable は日本語にありませんが、他にもいろいろ使える便利な単語です。

Are you available this afternoon?
(今日の午後あいていますか)や、
This book is available on the market.
(この本は販売されていますから、入手することができます)

のように使用できますね

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