【 第5章-03 】
  ホテルの予約係が出ないので苦情を言う

 ホテルの予約について、もう一つ別な体験をお話しします。
ニューヨークのタイムズスクェアー(Times Square )に、 Mariott Marquis というホテルがあります。最上階に女性を同伴するナイトクラブのようなスタイルの店があり、そのすぐ下にはレストランがあります。
 どちらも回転するようになっていて、マンハッタンの夜景を楽しみながら、飲んだり食事したりできるようになっています。
 宿泊費はツイン・ルーム(twin room )で500ドルくらいと少し高いですが、このレストランとともに、おすすめできるホテルです。
 このホテルに予約しようと3日間連続して電話をしているのですが、どうもうまくいきません。交換手(operator )が出て、予約係に電話がまわされます。ところがここからがおかしいんですね。
 留守番電話のメッセージが流れていて、今忙しいからもう少し待ってくれというようなことを言っています。30回くらい繰り返しましたが、同じなんですね。これにはさすがにカチンときたので、苦情を言おうと思いました。ところが予約の件だと言うと、またいつもの機械のところにまわされてしまうのです。
 そこで予約の件とは言わずに、フロント(receptionist )を出してくれと頼みました。機械ではなくやっと人間と話ができたので、そのフロント係の人に苦情を言いました。
 調べてもらったら、なんと予約をするためのコンピュータのサーバがダウンしているのだと言うのですね。急いで直すから、もう少し待ってくれと丁重に謝られてしまいました。
 こんなことってホントにあるんですか。日本では、ビジネスホテルのコンピュータがダウンして予約が取れないなんて、絶対ありませんよね。
手数料をとられても仕方がない、旅行代理店から予約をしてもらおうと、旅行代理店から連絡をしてもらいましたが、2日たってもやはり予約はとれません。
 こうなると意地でもと、また自分で電話してみました。
 予約係は相変わらず出ません。そこでフロントを出してもらって抗議しました。そうしたらその人が予約をとるというのです。
 アメリカの職場は縄張り意識が強く、普通はこのようなことはありません。
 さて、これで一件落着と思っていたのですが、後で再確認(reconfirmation )の電話を入れましたら、この予約はキャンセルされたと言うんですよ。トホホホ、これもコンピュータのせいだと言うんでしょうかね。
 でも人間と話ができているので予約をし直して、念のため次の日に再確認の電話を入れてみたら、今度は予約が入っていました。
 ホテルを予約するのに、これほど苦労したことはありませんね。

前ページ | 次ページ | はじめに