【 第5章-13 】
  帰りのタクシーは白タク

 目的のレストランに着いたら、日曜で混んでいて、一時間近くも待たされてやっと座れました。
 食事が終わって、レストランにタクシーを呼んでくれと頼んだら、近くのシェラトンホテルでつかまえたほうが早いと言って断られました。
 一度は外に出てシェラトンまで歩こうとしましたが、少し距離がありますし、何でレストランでタクシーが呼べないんだと思った私は、もう一度頼み込もうと戻りました。

Even it takes time, it doesn't matter.
(時間がかかってもかまいません)
I want you to arrange a taxi for us.
(タクシーを手配してください)

と、きっぱりと言いました。そうしたら OK.と言うのです。
 5分ほど待ったら呼ばれて、タクシーより料金が高い車があるが乗るかというので、いくらかと聞いたら25ドルだと言うんですね。
 No , problem. と言って車に乗ったら、びっくりしたことに「白タク」なんですよ。
 「白タク」ってわかりますか。若い人はご存知ないかも知れませんね。普通の自家用車を使って無免許でタクシーの営業をやっている車です。
 今日は行きも帰りもタクシーでトラブリました。
サンフランシスコはほんとうにいいところなんですが、このタクシーがつかまらないというのが「玉にキズ」ですよね。

 Forget about 〜 は「〜 を忘れて」とか「〜 はもういい」という意味でForget it. とも言います。
 相手があまり一つのことにこだわっているときにその話を終了させるときによく使います。
 また、相手が何か失敗をして謝り続けているときにも使えますね。

 It doesn't matter. は「〜でもかまいません」と言いたいときに使います。
 I don't care.も同じような意味で使えますが、It doesn't matter.のほうが少していねいでしょうね。

 I want you to arrange a taxi for us.ですが、英語で「あなた(あなたがた)に〜をしてもらいたい」というときは、このようにI want you to 〜と言えばよいのです。
 「こちらに来てほしい」ならI want you to come here.ですし、「理解してもらいたい」ならI want you to understand.ですね。
 これとは反対に「あなたは私が〜することを望んでいるのですか」と聞きたいときがありますね。この場合は、

Do you want me to 〜?

となります。例えば「今すぐ行ったほうがよいですか」なら、

Do you want me to go right now?

で、「その仕事、今日中に私が終わらせることを希望していますか」なら、

Do you want me to finish the job today?

となります。

 No, problem.はとても便利な表現です。
 直訳すると「問題ない」になってしまいますが、「けっこうですよ」というニュアンスで気軽に使えます。
 このニュアンスのときはThat's fine. あるいは単にFine. でもいいわけです。お礼を言われたときもNo, problem. でかまいません。

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