ユニコンプロダクト 第1回セミナー
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【ユニコンプロダクト・特別セミナー】開催レポート

2004年11月26日金曜日、ホテルベルクラシック東京において、「ワールドマーケットに向けたゲーム開発」をテーマに、弊社主催セミナーを開催致しました。

年末年始に向けてお忙しい中、当日は100名を越える皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。


レクチャー1 :
『21世紀のグローバルプロデューシング』

講演者: 内海州人氏
(株式会社キューエンターテインメント代表取締役)

日本のゲームメーカーは、激変する世界マーケットに対応しきれておらず、現状としては、市場シェアが下落傾向にあると分析。日本のゲーム業界を、外界と切り離された「ガラパゴス島」の特殊な環境にたとえ、良く言えば独自の進化を遂げ得る状態、悪く言えば孤立していく鎖国状態が続いていると持論を展開。その 上で、開発当初から海外市場を視野に入れた取り組み、国内でのマルチプラットホームの確立、効率を上げるための技術共有を積極的に進めるべきであると説明され、その上で、海外部門の強化とともに、世界に通じるビジョンを実現できる行動力を持ったプロデューサーの必要性を強く主張されました。


レクチャー2 :
『世界で勝つための開発メソッドのあり方~トヨタがゲームを作ったら~』

講演者: 田中泰生氏
(有限会社リヴィールラボラトリCOO)

ゲーム市場のグローバル化をチャンスと捉え、ローカライズに際しても、小手先の仕様変更ではなく、ソフトの企画段階より世界共通の価値観に沿って開発することが、これから重要になると主張されました。戦略コンサルタントからゲーム業界に転身された氏ならではの視点をもとに、成熟しきった自動車業界で、常に 世界中で勝ち続けるトヨタを引き合いに出し、グローバルマーケットでの競争に欠かせない「世界標準の感性」を育むために、“考える"ことの重要性を強調。
トヨタが持つ「常に変化しつづける勇気」を、日本のゲーム業界が取り入れられないわけはないと提唱され、会場の皆さんの納得を得ておられました 。


レクチャー3 :
『ローカライズの視点からみたゲーム業界の展望』

講演者: マイクサカモト氏
(ユニコンプロダクト株式会社代表取締役)

20年以上にわたって翻訳業にたずさわってきた氏は、翻訳の苦労をその身で体験。世界各国の文化的違いを熟知するゆえに、ただ外国語を日本語、日本語を外 国語にするだけでは、文化やそのニュアンスは伝わらないという。ゲームソフトウェアローカライズは、そのギャップを埋めつつ、ゲームの世界観を貫くことが醍醐味であると言います。その氏が今感じるのは、ゲームソフトのローカライズ言語数が少ないということ。多言語をローカライズするには多額のコストがかか ると思われていますが、開発段階から多言語ローカライズを見据えてプロデュースすれば、コストを抑えつつ、さらに世界マーケットを広げることができると提唱されました。


レクチャー4 :
『 世界市場に向けた携帯電話ゲームの企画 と開発』

講演者: 清水亮氏
(有限会社ユビキタスエンターテインメント代表取締役)

ゲーム業界にとっての最重要課題である「世界戦略」を軸に、持論を披露していただきました。世界戦略を展開することで、海外資本からの資金調達を促すとともに、開発リスクを分散。さらに、広域マーケットを見据えることで、一国だけの売り上げの良し悪しに縛られることなく、より良いコンテンツを作り上げるこ とが可能になると説明。いわば、世界がライバルである状況で、日本の我々が行わなければならないことは、アニメやゲーム、携帯電話、ロボット、メカデザイン等の得意分野を活かした、“日本ブランド"のさらなる活用であると主張されました。その上で、今後のゲーム開発とローカライズにおいては“世界に共通す る"要素が欠かせないと提唱。その例として、冒険心、努力する姿、争い、友情といった人類共通の普遍性を取り入れつつも、それぞれの国々の国民性を形作る歴史、文化などをプレイスタイルに反映することが今後求められ、それが世界戦略につながると語られました 。


パーティー・親睦会

セミナー会場からパーティー会場に移り、セミナー参加者の皆様方には、横のつながりを広げていただきました。

写真提供:ファミ通.com
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